顎関節症で重要なのは「診断」
まずは歯科医院へご相談ください
顎関節症とは、「口が開かない」「顎を動かすと痛む」「カクカクと音がする」などの症状の総称です。顎関節症では診断がとても重要で、経過観察で良いか、それとも緊急を要するかなどを短期間で判断しなければいけないことが多いです。診断が遅れた結果、「一生お口が開きにくいまま」ということも起こり得ます。
顎関節症はまず歯科医院へご相談いただきたいのですが、鍼灸院や耳鼻科を経てからお越しになる方が多いです。歯科医院と聞くと「歯のことだけ」とお考えになって、なかなか顎関節症と結びつかないようです。ですが、顎関節症は歯科医院の専門分野で、早期に適切な診断を受けて治療方針を決定することが大切です。「どこに相談したらいいの?」と迷われている方は、まずは天下茶屋・岸里・西成区の多田歯科へご相談ください。
診断のポイント
顎関節症の診断の際、当院ではまず患者さまの話をしっかりとお聞きするようにしています。どういう時に痛むのか、平常時にも痛みがあるのか、お口を開けた時に痛むのか、噛んだ時に痛むのか、朝と昼、どちらで痛みが起こりやすいか、これまでにも痛くなったことがあるか、さらには痛みを感じ始めた季節などをおうかがいして、当院での治療で対応可能か、それとも専門的な治療が必要かどうか判断します。
患部に触れたり、検査で状態を確認したりすると先入観が生まれてかえって診断が鈍ることがあるため、あえて顎関節は診ずにまずはお話をお聞きします。それで診断の7~8割が決まると考えています。
「耳の前」が痛い時にはご注意ください
鍼灸院や耳鼻科に行かれて、歯科医院での受診が遅れることの多い顎関節症ですが、「耳の前が痛い」という場合にはできるだけお早めにご相談いただきたいです。顎関節は耳の前にあるため、ここが痛むということは顎関節症の恐れがあります。「耳が痛みだした」と勘違いして耳鼻科へ行かれる方もいらっしゃいますが、顎関節症は緊急を要するケースが多いので、できるだけ早く適切な診断を受けるためにもまずは歯科医院へご相談いただくことをおすすめします。
顎関節症の治療
スプリント療法
就寝中の食いしばりが原因で顎関節症が起こっている場合には、マウスピースを装着して噛む力を和らげて分散させて症状の改善をはかります。
レーザー治療
顎関節のまわりの筋肉が慢性的にこわばっていて、痛みなどの症状が現れている場合には、レーザーを照射して症状の改善をはかります。当院では半導体レーザーを導入していて、筋肉の奥深くまで作用させることが可能です。
専門的な治療が必要な場合には
診断の結果、当院での治療では対応するのが難しいと判断した場合には、責任を持って適切な専門機関をご紹介させていただきます。



